MMJで制作した作品をご紹介します。

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2010年劇場公開映画

すべては海になる

  • 配給
    東京テアトル

  • 公開日
    2010/01/23

  • 公開館
    新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国ロードショー


●第12回ドーヴィル・アジア映画祭パノラマ部門招待作品<フランス・ドーヴィル(2010/3/10-14)>
●第2回CPH PIX コペンハーゲンAsian-series部門招待作品<デンマーク・コペンハーゲン(2010/4/15-25)>
第11回ドイツ・ハンブルグ日本映画祭招待作品<ドイツ・ハンブルグ(2010/5/27-31)>
●第5回キノタヨ映画祭招待作品<フランス・パリ/パリ郊外(2010/11/20-12/11)>

             
                   
答えを探して、
ふたりは海へと向かう-。

2010年、愛のわからないすべての人へ、
そして本や映画を支えに生きるすべての人へ-。
心に刺さる言葉が痛くて、優しい。ちょっとMなラブストーリー。



                  ―イントロダクション―

たくさんの人とつきあっても、いつもさみしい・・・。
-夏樹。27歳、書店員。

夏樹には、たくさんの男とつきあった過去がある。
けれど、いつもうまくいかず傷つくばかり。
雑誌の悩み相談に手紙を送ると、こんな返事が来た。
「あなたは愛のわからないかわいそうな女の子です。恋愛小説を読んで、勉強してください」
夏樹は片っ端から本を読み、書店員になった。
そして、「愛のわからないひとへ」と名づけた本棚をつくる。
夏樹の本棚に引き寄せられるようにひとが集まり、話題を呼ぶのだが・・・・・・。

17歳で死にたいと思ったことのない奴なんて、
よほどの幸運の持ち主か、ものすごいバカのどっちかじゃないの?
-光治。17歳、高校生。

学校ではイジメられ、家では暴力をふるう父、抜け殻のような母、登校拒否の妹に耐えている。
恋やセックスに興味はあっても、それどころじゃない。
光治にとっても、本を読んでいる時間だけが、つらい現実からの逃避場所だった。

ふたりの出会いは、夏樹の本棚で起こった万引き事件。犯人は、光治の母親だった。
母親を助けようとする光治のひたむきさに惹かれる夏樹と、夏樹のやさしさに安らぎを覚える光治。
でも、ふたりはあまりに違いすぎた。
無為な恋愛をくりかえす夏樹と、ひとりで家族を立て直そうとする光治は、すれちがいを続ける・・・・・・・。


◆個性的で豪華なキャスト陣が集結!
夏樹には、『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』で話題を呼んだ佐藤江梨子。
光治には、『誰も知らない』でカンヌ国際映画祭最優秀主演男優賞に輝いた柳楽優弥。
その他、要 潤、吉高由里子、松重 豊、白井 晃、渡辺真起子、村上 淳、安藤サクラ、猫背 椿など、個性派豪華キャスト陣が集まった。

佐藤江梨子/千野夏樹(玄堂書店・店員・27歳)
女子高生の頃、失恋の痛手をきっかけに、援助交際をしていた過去がある。悩んだ末に、ティーンズ雑誌の悩み相談に手紙を書いた。回答には「あなたは愛のわからないかわいそうな女の子です。恋愛小説を読んで、勉強してください」とあった。これをきっかけに、本を読むようになり、現在は大手書店で文芸書を担当、「愛のわからないひとへ」と名付けた本棚を作っている。これが人気となり、新興宗教の勧誘員を始め、いろいろな人が集まってくる。大手出版社の営業マン(鹿島慶太・要潤)とも親しくなる。
(本人コメント)
私自身、本の評を書かせて頂いたり、本も出させて頂いているし、読書も大好きなので今回の書店員という役柄はとても取り組みやすかったです。柳楽くんは普段は大人っぽいんですけど、今回はうんと純真な高校生を演じていて、こういう若い役をきちんとできる柳楽さんに感動というか、素敵だなと思いました。

柳楽優弥/大高光治(高校生・17歳)
暴力を振るう大学教授の父、万引き常習犯の母、登校拒否の妹という、崩壊寸前の家庭に生きる。学校でも孤立し、時にイジメの標的にされるが、孤独を恐れず、自ら家庭を立て直そうと奮闘している。心の支えは、本を読むこと。母の万引き事件をきっかけに、夏樹と出会い、「本」を通しての交流の中で、絶望の暗闇にわずかな光を見つけるが・・・
(本人コメント)
久しぶりの映画撮影で初日は確かに緊張したけれど、僕は現場にいること自体が大好きなのでそれだけで十分楽しめています。今回は一見普通のようで個性的な役なので、通り一遍の役作りはいらないと思い、特にはしていません。


◆原作・脚本・監督は、小説家・山田あかね。

ドキュメンタリー番組の演出家として長年のキャリアを持ち、「やっぱり猫が好き」「すいか」「時効警察」などの脚本も担当してきた。本作で、自身の小説を元に念願の映画監督デビューを果たす。
山田が紡ぎ出す"心に刺さる言葉"、そして劇中に登場する「本棚が発する言葉」に魅せられ、共鳴し、最高級のキャスト、スタッフが集結した。

※山田あかね監督ブログ
 「山田あかね * ベストセラー作家へのケモノ道」



◆ユニークな超一流のスタッフの競演!
夏樹の本棚に並ぶ本のセレクトとディスプレイを担当するのは、数々の書店やライブラリーのプロデュースで注目されているブックディレクター・幅 允孝。幅の卓越したセンスが、夏樹の本棚に生命を吹き込んでいる。
撮影には、2009年上半期、映画界の話題を独占した『愛のむきだし』で衝撃的な映像を作り上げた谷川創平。
さらには、人気急上昇中の新進バンドSPANK PAGEによる主題歌「不器用な情景」が、本作の世界をさらに引き立たせる。


「SPANK PAGE」情報
2004年、横浜で中学時代の幼馴染3人(仲手川/山下/大成)が中心となり結成。2006年にはドラム水野が加わる。幾度かのメンバーチェンジを経て、2007年末に現在の4人に。和製シガーロス、未来のColdplayとも言われるエバーグリーンなメロディと歌の世界でロックを新たなものへと昇華させる。1stアルバム「らしさのありか」発売中。映画『すべては海になる』の主題歌「不器用な情景」は2010年1月20日にシングルとして発売決定。類い希なるオネスティな“声”で、この街の風景と耳にした人のこころを少しだけ温かくする。魔法の音楽がここに。

※SPANK PAGEオフィシャルサイトへはこちらから


◆各界から寄せられたメッセージ!!

「すべては海になる」というタイトルはシンボリックだ。
生まれる前、そして死して後、すべてをのみこんで海がある。
いつかはかならず「すべては海になる」、のだが、
それがたった今でなくてもよい。
そこから生へと引き返しても、今ある困難が少なくなるわけではない。
この作品の結末がアンチクライマックスでなかったら、
私は夏樹と同じようにつぶやいていたことだろう、「ウソつけ」と。
“ポスト援交世代のリアル”を描き出すのに、この作品は成功した。
                          
                          社会学者・上野千鶴子


映画を全編通して感じたのは『生きる』ってどういうことかってこと、
『生きる』ということを難しく考えることはなく
ただ心から『人を思いやればいい』んだと気付かされました。
本屋をやっていてわかるのですが、本との出会い、人との出会いで、
人間はすごく変わっていき、出会いが人を育てていく。
明日を生きる勇気がもらえる映画です。
                  
                書店「読書のすすめ」店主・清水克衛


表情と言葉が微妙にすれ違っているような気がして、
二人が本当はどこへ行こうとしているかわからない。
わからないのが、なんか美しかった。
 
映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『クヒオ大佐』監督・吉田大八


寂しくて豊かで、切なくて温かくて、弱くて強くそして明るい。
ラスト近くのヒロインと高校生の男の子のシーンは胸に迫る。
他者との繋がりみたいなことをほんの少し敏感に考えるようになってしまった
人にとっては、とても強く深く心に突き刺さる映画である。
                            
                        映画『カイジ』監督・佐藤東弥


「書を捨てよ町へ出よう」と言ったのは寺山修司だが、
この作品はこう言っている。
「本を読もう、そして人生を愛そう!」

                      精神科医・香山リカ


個人的に「映画」や「本」では救われないと思う。
でも「救われたい」と願う自分に気付く「映画」や「本」はあると思う。
本作がその証拠。
                     女優/脚本家・中江有里

世の中にはいい人もいっぱいいる。
いいことも、いっぱいある。
これからだって、いっぱい出会える。
自分が、一歩進めばいい。
・・・迷いの中にいる人に観てほしい。
                  イー・ウーマン代表 ・佐々木かをり


今までの佐藤江梨子とはまた違う等身大の彼女を見たような気がします。

                         映画パーソナリティ・襟川クロ


登場する人々はそれぞれ、痛かったり辛かったりするけど先がある。
そのことを“やさしいまなざし”で描いている。

       俳優・日本映画専門チャンネル「シネマホリック+」司会・相島一之




 

【映画「すべては海になる」DVD絶賛発売中!】

本編の他にダブル主演(佐藤江梨子、柳楽優弥)二人のスペシャルコメントや完成披露試写会の模様&舞台裏など数々の特典映像が収められています!

※詳しくはこちらから




特別協力:有隣堂
助成:文化芸術振興費補助金
協賛:マイクロソフト

2009年/日本/カラー/35㎜/ビスタサイズ/119分






 


 

 


 


  • 制作
    MMJ

  • プロデューサー
    遠田孝一、榎本憲男、小林誠一郎

  • 撮影
    谷川創平(J.S.C.)

  • 照明
    金子康博

  • 録音
    吉田憲義

  • 美術
    久渡明日香

  • 装飾
    山岸正一

  • ブックディレクション
    幅 允孝

  • 宣伝
    メディアボックス

  • 原作
    山田あかね

  • 原作 タイトル
    すべては海になる

  • 原作 備考
    小学館刊

  • 脚本
    山田あかね

  • 演出
    監督:山田あかね

  • 出演者
    佐藤江梨子、柳楽優弥、要 潤、安藤サクラ、猫背 椿、藤井美菜、森岡 龍●吉高由里子、村上 淳●渡辺真起子、白井 晃、松重 豊

  • 音楽
    田尻光隆

  • 主題歌
    SPANK PAGE - 不器用な情景
    レーベル: ユニバーサルミュージック/ユニバーサルJ 品番: UPCH-5638 発売日: 2010/01/20

  • 公式webサイト

  • DVD

すべては海になる


すべては海になる